年齢の折り返し地点に差し掛かったとき。
仕事がつらいとき。
なんとなく毎日を過ごしてきて、なんだかこのままではいけない気がすると思ったとき。
将来がなんとなく不安だと感じますよね。
そんな時「自分はどう生きたいのか」と考える方が多いのではないでしょうか。
本記事を執筆しているキャリアコンサルタントのそらこころです。
私も35歳を目前にこれからのことを考えた時、どう生きたいのか分からなくなった時があります。
自分はどんなことを大切にしていて、どんな暮らしがしたいのか、またどんな働き方がしたいのかしっかりと考えたことがありませんでした。
自分自身どう在りたいのか、どんな暮らしがしたいのか、どんな風に働きたいのかを明確にするために必要な「自分の大切にしたいことの見つけ方」や生き方の参加例をまとめました。
自分らしく生きたい、自分らしい生き方や働き方を見つけたいと思っている方はこの後しっかり読み進めてください!
今すぐに自分はどう生きたいのかわからないモヤモヤを解消したいという方は、プロに相談するのがオススメです。
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自分がどう生きたいのかわからないと思うきっかけとは
年齢の折り返し地点が見えてきたとき
20代後半や、30代後半など年齢の折り返し地点が見えてくるタイミングです。
自分自身これからのことについて漠然としか考えていないことに気がつき、一気に不安が押し寄せます。
けれど、自分はどう生きたいかわからない。
そもそも自分のことがよくわからないのです。
これからの働き方を考えたとき
入社して3年目や5年目、10年目など会社員として働いている中で節目の年を迎えた時です。
このままずっと同じ場所で働き続けたいかと自分に問いかけてみると、答えはNO。
もっと主体的に生きたいと思う一方、それをどう実現していいのか分からず現状から抜け出せずにいます。
なんとなく毎日がパッとしない
今までなんとなく生きてきて、毎日同じ日々を過ごしている。
そんな日々を過ごす中で、なんだかこのままではいけない気がすると思い始めたときです。
けれどいざ「人生をどう生きたいですか?」と聞かれても、広すぎて分からない。
なんだかこのままではいけない気がすると思いながらも、どうしたら良いかわからずにモヤモヤしてしまうのです。
自分がどう生きたいか考えるきっかけは本当に些細なことだったりしますよね。
次に、考え始めたらまず何をやるかご説明していきます。
自分がどう生きたいのかわからないと思ったときにやること
今すでに在るものに目を向ける
自分はどう生きたいのかわからないと不安な時、どうしても不足部分に意識がいってしまいます。
「毎日がつまらない」「自分にはやりたいことがない」など無いことに対して不安が大きくなる。
そのため、まずはその不安を小さくするために今すでに在るものを書き出していきます。
不安を解消していくことで、冷静に自分の現状を把握し、自分自身と向き合うことができるようになるのです。
【 参考例 】筆者が実際に書き出した今すでに在るもの
安心して暮らすことができる
ごはんをもりもり食べられて健康である
空をボーッと見ながらコーヒーが飲めること
自分を大切に思ってくれる家族がいること
自分の現状を把握する
自分の暮らしや仕事について現在の状況をまずは書き出します。
そして、書き出してみたことをじっくりと読み返す。
そうすることで、今自分はどんな暮らしをしていて、仕事はどんな風に行っているのか現在地を確認することができます。
自分はどう生きたいかを明確にするというゴールに向かうためには、まずスタート地点を知ることが大切です。
相談する
自分だけの視点だと偏ってしまいがちなため、家族や友人など信頼できる人に相談します。
身近な人に相談しづらい、相談できる人がいないという場合は、オンラインカウンセリングサービスの利用がオススメです。
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まずは自分の不安と向き合い、現状を冷静に受け入れる。
そして、相談することで視野を広げてみることが大切です!
自分がどう生きたいのかわからないときに確認する【 4つのL 】
自分はどう生きたいのか漠然としているイメージを、4つの観点からより具体的にどうしたいのか考えていきます。
その方法として、アメリカのキャリア理論家であるL・サニー・ハンセンが提唱した統合的生涯設計理論の4Lを活用します。
統合的生涯設計とは、仕事と生活を中心に考えるのではなく仕事を人生の中の役割の一つと捉えます。
視野を広げ、刻々と変化する環境や世界情勢、多様化する価値観などにも目を向けてキャリアを考えていくというものです。
【4つのL】とは
4L(4つのL)とは、人生における4つの役割である「仕事(Labor)」「愛(Love)」「学習(Learning)」「余暇(Leisure)」を指しています。
役割というと分かりづらいので、日々の中での活動時間と考えてみます。
以下は一例です。
仕事(Labor)
【 働く時間 】
・生活のための仕事
・生きがいだと思える仕事
・副業、複業
・自分の夢だった仕事
愛(Love)
【 自分が愛するものと過ごす時間 】
・好きな人と過ごす
・家族団欒
・子育て
・飼育
学習(Learning)
【 スキルアップする時間 】
・資格取得
・セミナー受講
・リスキリング
・留学
余暇(Leisure)
【 趣味の時間 】
・旅行
・読書
・映画鑑賞
・買い物
自分はどう生きたいか4つのLから見つけ出す
この4つのLの中で、現在の自分はどれが一番多くの時間を占めているか割合を確認します。
その後、4つのLの中でどれを自分は大切にしたいのか、自分が望む時間割合を書き出します。
以下は筆者の例です。
現在仕事の割合が多いが、本当は自分が愛する者との時間をもっと大切にしたいと思っています。
このように見える化することで、自分が本当は何を大切にして生きたいのか気づくことができるのです。
【実例公開】自分がどう生きたいかわからないときの生き方参考例
自分が望む4Lの割合を確認したところで、それを軸として筆者自身どう生きたいのか書き出してみました。
こんな生き方もあるのかと、生き方の一例として参考にしてみてください。
どんな自分で在りたいか
・ありのままの自分で生きたい
・良い子、良い人をやめたい
・目の前の小さな幸せに気づける自分で在りたい
・良いところも悪いところも含めて自分なんだと認めてあげられるようになりたい
・まあいいっかと思えるようになりたい
・上手くいかない時でもなんとかなると楽観的になりたい
・自分で自分を幸せにできるようになりたい
・笑顔でいたい
・楽しいと心から感じたい
・嬉しいと心から感じたい
・自分が力になりたいと思う人の役に立てる自分で在りたい
・感謝の気持ちを大切にできる自分で在りたい
・相手への思いやりを大切にできる自分で在りたい
どんな暮らしがしたいか
・温かい家庭を築きたい
・家族とごはんを食べながら今日あった出来事を話したい
・お母さんになりたい
・旦那さん、子供と一緒に笑顔で楽しく暮らしたい
・「ただいまー!」「おかえりー!」って言える自分の居場所がほしい
・大切な人との時間を一番に優先したい
・健康に暮らしたい
・平屋に住みたい
・自然が多い場所で暮らしたい
・コーヒーを飲みながらぼーっとできる時間がある
・安心して暮らしたい
・ストレスを感じることを少なくしたい
どんな働き方(仕事)がしたいか
・組織や時間などに縛られない働き方がしたい
・自分でスケジュール管理ができる働き方がしたい
・パソコンでできる仕事がしたい
・在宅で仕事がしたい
・自分が一緒に働きたいと思う人と働きたい
・人間関係で悩みたくない
・誰かの力になれていると自分も喜びを感じられる仕事がしたい
・自分の得意なことが役に立つ仕事がしたい
・心地良く働きたい
・やりがいを感じたい
・楽しく働きたい
・笑顔で働きたい
自分はどう生きたいのか明確になったときの落とし穴
自分はどう生きたいのか明確になったとき、望む生き方をしていくことを自分自身に許可してあげることが必要です。
なぜなら、実際に自分が望む生き方を始めたとき、「本当にこんな風に過ごしていいのだろうか…」と不安になるから。
せっかく自分はどう生きたいのか明確にでき実現したとしても、自分で自分にストッパーをかけてしまうという落とし穴にはまってしまうのです。
特に真面目な人ほど、自己嫌悪に陥りやすいので注意が必要です。
私も自分が望む生き方を始めたとき、好きな時間に起きることや、仕事の合間に休憩していることがダメな事のような気がして、自分で自分を追い込んでしまうときがありました。
不安になり自分で自分を追い込んでしまいそうになったら、友人や家族、カウンセラーなどに相談しましょう。
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まとめ【自分の人生を歩もう】
ふとした事がきっかけで、自分はどう生きたいかと考え、悩んでしまう時があります。
けれどそれも自分の人生を歩むために必要なことであり、自分としっかりと向き合うチャンスでもあります。
自分の人生は自分のもの。
一度きりの人生です。
周りの目を気にしなくて大丈夫。
自分はどんなことを大切にしたいのかを明確にして、ぜひ自分の人生を歩んでいきましょう!